外資系への就職 - 新卒編 1

こんにちは!大学6年生です。

今回は我々の新卒時代の就活について紹介します。以前の記事で外資系の金融機関種類を書きましたが、中には皆さんに耳馴染みが無かったり、会社名は知ってるけどそもそも新卒なんて取ってんの?と聞かれることがよくあります。答えはもちろん取っています。意外と知られていない外資系金融機関の新卒採用プロセスの実態を解いていきましょう。

 

※既にほとんどの企業で来年度の新卒採用は終了している時期かと思いますが、あえてこの時期に書いているのは理由があります。詳細は後ほど!

 

 

 

採用方法

冒頭に書いたように、多くの外資系金融機関では採用人数が極端に少なかったり、採用時期が極端に早い / 遅い場合もありますが基本的に毎年新卒採用活動を行っています。各業種のTop Tierと呼ばれるような会社は大体毎年10~20名くらいは新卒を採っている印象があります。コンサルの場合だと戦略コンサルであっても50名以上最近では採用しているようです。

採用方法については基本的に、①インターン経由、もしくは②一般選考(一般的な、複数回の面接やグループ・ディスカッション等の選考を経て内定を出すやり方)が取られるケースが多いです。

 

インターン経由での選考

昨今では日系企業でもインターンから内定に直結するような選考体系を取っている会社も増えていますが、外資系では基本的にインターンシップを行い、仕事の適性を見た上で採用されるか否かが決まることがほとんどです。インターンシップは1週間から数ヶ月と、企業や部署によって期間は様々ですが、大体の場合は有給です🤩我々の勤務先でも夏休みに1〜2ヶ月フルタイムでインターンの学生さんが来て、かなりタフな2ヶ月間にはなりますが、オファーの有無に関わらず、インターン期間を勤め上げるだけで新卒1年目の2ヶ月分に近い給料を受け取れます。

インターンの内容は会社や部署によって異なりますが、一般的にはその会社の新卒1〜2年目が行うような仕事に実際に従事し、そのパフォーマンスによって内定の有無が決まるケースが一般的です。

外資系であっても、経団連に所属している企業はインターンから内定に直結していないことになっています。

上記のように当然企業側もそれなりの時間とお金を投資するので、インターンをするための選考があります。

新卒採用面接と同じような形式を取り、志望動機や学生時代力を入れたこと (いわゆるガクチカ)、業界別の基本知識 (金融であればマーケットや各種理論に関する質問、コンサルであればケース面接やグループディスカッション等)が問われます。

 

よくあるケースとして、2つの方法でインターンの選考を受けることができます。

  1. 一般選考:企業のウェブサイトだったり、外資系に専門性を持つような就活情報サイトから応募する、一般的な就活の方式です。最近ですと学生の皆さんもLinkedInというビジネスパーソン向けのSNSでアカウントを作り、企業からの募集をチェックしたり、経歴等をきちんと書いている場合はリクルーターから声がかかることもあるようです。
  2. ボストンキャリアフォーラム (ボスキャリ):外資系に行きたい人のほとんどが参加する、もしくは耳にしたことくらいはある、超有名なキャリアフォーラムです。もともとは米国の大学に在学・留学中の学生向けに、海外展開に積極的な日系企業外資系企業の日本支社がボストンまで来てくれて面接をしてくれるイベントとして始まった就活フォーラムですが、近年では国内の大学生でもボストンまで面接を受けに行くような熱心な学生も多いようです。多くの場合はボスキャリ前に書類や最初の数回の面接をウェブで済ませ、ボスキャリ本番にて対面で数回の面接を1日で終わらせオファーまで決まる、という短期集中型のイベントですが、ウォークインで面接を受け付けてくれる企業も一定数あり、履歴書を片手にその場で面接を受けることもできます。業務の都合上、英語が必須である場合が多いのでボスキャリでしか採用しない、とか8割ボスキャリ、2割は国内採用というような比率で採っている会社も多いみたいです。学生向けの就活サイトにボスキャリについて何も書いていないことが多いし、国内から行くと10万~20万円ほどお金がかかるので少しハードルは高いですが、国内採用での募集数 vs 応募数とボスキャリでの募集 vs 応募の割合を考えると、遥かにボスキャリでの採用の方がハードルは低いと思うので、是非検討してみてください。開催は例年 11月 半ばです。

②一般選考

いわゆる普通の就活の形態です。大学6年生もこれで内定をもらいました。選考方法としてはインターンの選考方法と一緒で、こちらも国内の一般選考やボスキャリ経由での選考を通して内定が出ます。ちなみに私は大学時代はボスキャリという言葉すら知らない超ドメスティックな人間でした。。

応募方法はインターンに応募する際と同じです。各種就活サイトや企業の採用ページから応募します。学生の皆さんが意外と準備し忘れていることが英文のレジュメ (履歴書のようなもの)です。外資系を受ける際はほぼ必須ですので、忘れずに準備しましょう!

 

採用時期

冒頭になぜこの記事を今書いているのか、理由を話していませんでしたが、これがまさにその理由です。日系企業で上場しているような会社は基本的に6月1日から一瞬間程度の短い期間で採用面接を一斉に行うため、3月頃の解禁日からESの受付や本格的な採用説明会をする、というスケジュールかと思います。こうなっているのにはいくつか理由がありますが、1つに大手日系企業経団連という団体に所属しており、学生への負担や企業間でフェアの採用活動を行えるように、という方針から、一斉に採用を行います。それが良いか悪いかは別として現状そうなっています。

一方ほとんどの外資系はこのスケジュールにとらわれず、例外はありますが以下の分類で採用活動を行っています。

  1. 超早期の採用活動:知名度抜群の日系企業に優秀な学生を採られる前に人材を確保しようとするため、3回生の秋くらいから採用活動を行います。戦略コンサルや証券会社に多いです。受ける学生も、3回生の春休みや夏休みにインターンをゴリゴリ経験し、SPI等のウェブテストや面接対策をしっかり準備してきてる層が多い印象です。
  2. ボスキャリに合わせた採用活動:11月半ば (2023年は11月17日(金)- 19日(日))に行われるボスキャリに合わせて採用を行うケースです。6月半ば~8月頃からエントリーを受け付け始め、最初の数回の面接を11月までに行っていくことが多いです。ボスキャリは外資系だけでなく、日系企業 (商社やメーカー等)も多く出展しています。これらの企業は学部4回生やM2の学生もまだまだ内定のチャンスがあります。是非ボスキャリのHPから募集企業を探し、応募してみてください!受ける学生は、留学経験者や海外大在学中で卒業後は日本で働こうと考えている学生が多いです。お金と時間的にボストンまで行くのは難しい、という方も、企業によってはすべての選考プロセスを国内もしくはウェブベースでやってくれるところもあります。応募先の企業と交渉してみましょう。
  3. 通年採用:特に採用期間を設けず、通年で採用してくれる企業も意外と多いです。社員が多国籍に渡るような企業に多い印象です。これは通年採用の形態を取っている理由として、国によって大学卒業時期が違うことがあげられます。日本は3月に卒業ですが、アメリカは6月、オーストラリアは12月とかなりバラつきがあります。いろんな国からの学生を採用できるよう通年で応募を受け付けているようです。企業を探す方法としては、LinkedIn等で探せるほか、外資就活.com等でも応募が載っていることがあるようです。

このように、企業によって採用方法も時期もかなり異なることが分かって頂けたかと思います。様々な理由で就浪はできない、もう少し就活を続けたい、という学生さんも多いかと思います。是非選択肢の1つに上記も入れてみてください!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

英語力とその身に着け方 前編

 

こんばんは!大学6年生です。

 

前回、外資系金融の種類、特に運用会社 (バイサイド)の実態についてご紹介しました。

その中で英語力については就活をしている学生の後輩や転職を考えている友人から特に聞かれるポイントです。

今回は、「高い英語力」って実際どの程度のレベルなの?という話や、非帰国子女・留学経験無し・文学系の学部出身でも無いし体育会系で学生時代はロクに勉強していなかった私がどのように英語力を身に着けたのかを紹介します。

 

「高い英語力」ってどの程度なのか?

前回のブログで、外資といえど部署により求められる英語レベルだったり使用頻度も異なることを書きましたが、私が所属する部署は社内での比較的英語力を求められる部署であり、業界を問わず他社で働く友人の話を聞いてもとりわけ英語を使う頻度が高いように思います。外資系「金融」だから高い英語力が必要なんじゃないの?という声を聞くこともありますが必ずしもそうとは限りません。むしろ、大体の外資系金融機関は日本で30年以上ビジネスを行っていますので日本支社だけでビジネスを回せるような体制が整っている会社も多いですし、そもそも相手にするお客様は国内企業であるケースが多く、特に営業職では客先に出て恥じないような高い日本語能力やビジネスマナーを求められるともよく聞きます。

むしろ、外資系のメーカーやコンサルで多国籍チームのプロジェクトに携わっている人のほうが頻度も求められる英語力が高かったり、日系企業でも総合商社や海運会社、海外展開に力を入れているメーカーではかなり高い英語力を求められます。

↓前回の記事が気になる方はこちら

lindenlife.hatenablog.com

 

勝手ながら、イメージを持ってもらうために、周りの話も参考に国内の仕事で求められる英語力のレベルを分けてみました。

※友人にヒアリングしていますが、あくまで私の主観でランク分けしています笑

  1. めちゃくちゃ高い:同時通訳の仕事や外資系のスタートアップ。通訳は当然ながらネイティブスピーカーの発言を、単に訳すだけでなく発言の背景をくみ取ったり通訳先に伝わりやすい表現を瞬時に選んで翻訳を構成するスキルが求められたりと、言語の運用能力 (日本語・英語どちらも高水準で)だけでなく論理的思考力や教養が求められる、とても難しい業務のようです。外資系のスタートアップでは、ほぼ100%の確率で上司、もしくは上司の上司は外国人であること、また社内共通言語が英語であったり、スタートアップはただでさえ小規模である上に日本拠点となればことさらに小規模であることから国内だけでなく海外のお客様も相手にするケースが多かったりします。ビジネスを進めるうえで欠かせない契約書も英語で締結することも多く、法律文書を理解したり海外の弁護士と折衝したりすることも求められるそうです。
  2. かなり高い:外資投資銀行でクロスボーダーのM&Aをやるような部署や海外投資家を相手にするような部署、コンサルやメーカー、商社や海運で海外の案件に携わったり海外駐在に行くようなポジション。これらは、「めちゃくちゃ高い」の方々と比べると、同僚や直上の先輩は日本人であることが多かったり、大体仕事のうちの半分くらいは日本語で完結させられるようなイメージです。とはいえ仕事の半分、もしくはそれ以上を英語で行う必要があるうえ、ビジネスでは相手方が必ずしもネイティブスピーカーとは限りません。自分の言いたいことを簡潔にわかりやすく伝え、相手の言うことを理解できる高い水準での英語運用能力が求められます。海外から来るゲストやボスのアテンドをしたりと、ビジネスではないが仕事の一環として英語を使う機会も多いでしょう。私が働く部署もこのレベルに位置すると考えています。
  3. 高い:1., 2.以外の外資系企業や海外とやり取りのある日系企業。日常の大体は日本語で行える一方、メールやチャットでは海外と頻繁にやり取りがあったり、週に数回は海外と電話会議があるようなイメージです。電話会議が定期的にあるとはいえ、ほとんどの場合は社内が多いので伝えたいことが伝わり相手の言っていることが分かれば多少拙い英語でも全く問題がないケースが多いと思います。

なんとなくイメージを持ってもらえたでしょうか?

近頃は海外進出する企業も多いほか、日本で働く外国人の方も非常に増えており、英語を使う機会は多くなってきているのではないでしょうか。

 

次回は、ドポンコツだった私がどのようにして「かなり高い」英語力を求められる環境でなんとかクビにならず生き残れたのか、その習得方法をお話ししたいと思います!

外資系金融の種類と実態 後編

前回の続編です。

外資系金融機関」と一口に言っても様々な業態があり、その中で私たちは「バイサイド」といわれる運用会社で働いていることを紹介しました。

業界内では、セルサイドは激務&超高給、バイサイドはまったり&高給と言われていますが、私たちはどの程度まったりなのか、高給なのかを含めて包み隠さずご紹介したいと思います。

 

 

1日の流れ

それでは1日の流れを見てみましょう。

 

7:30 起床・準備

8:00 通勤

電車に乗りながらスマホ日経新聞チェックしたり。

社内で配信しているマーケット情報にアクセス。

8:30 出社

インデックスファンドは前日に何を発注するかが決まっていることが多いので、朝は他の金融職と比べて遅め。夜型の私にはありがたい…

8:00-12:00 作業

ファンドステータス・指数変更のチェックをもとに注文を出す。

チームミーティングで1日の流れなどをシェア。

各自プロジェクトやトレーニング、パフォーマンス分析など振られているのでそれをこなしていきます。

12:00-13:00ランチ

13:00-17:00 作業

資金の追加・解約対応

ファンドステータスのチェック/注文作成

各自作業

17:00-19:00 データチェック

翌日の注文のためのデータ確認

ここでデータが遅かったり、誤った数値が出てくると深夜まで長引くことも…

19:00退勤

 

ただし、四半期ごとにレポートの山が押し寄せてきたりするときは深夜まで働いたりといったこともちょくちょくあります。

 

 

・大学6年生仕事内容

私はセントと同じ会社に勤めておりますが、業務内容はかなり違うことをやっており、社内むけのリスクレポートの管理を行なったり、セントの部署が業務を効率的に行うためのシステムのようなものを扱っています。社外のお客様にも同様なサービスを提供しているので、私はその営業を行なっています。

 

1日の仕事の流れ

 

私は営業で、お客さんの予定やアポの時間に従って働くためあまり1日の流れがルーティン化していませんが、とある1日の例を紹介します。

 

主な仕事内容としては

 

・見込み顧客のソーシング

・顧客リサーチ(お客様がどんな運用をしているのか、どんな部署があるのか、等を徹底的に調べます)

・提案業務(提案資料作成、ピッチ、フォローアップ)

・競合調査

・各種セミナーの開催・参加

 

 

があげられます。同じ会社に勤めていますがセントとは大分内容が違いますね笑

時間軸は以下のような感じです。

 

8:00 出社 メールやニュースをチェック。NYオフィスとコールが入ることもあります。

 

10:00 チームミーティング 私の部署はAPAC(アジア太平洋地域)で一緒に働いているので、それぞれの地域の営業状況のアップデートをしたり、情報共有を行っています。

 

昼頃 ランチ ランチの時間はお客さんとの会議がなければ自由に決められます。外に出て気分をリフレッシュできる良い機会です。

 

午後 顧客アポ お客様がセントのようなファンドマネージャーだったりトレーダーの場合は、金融市場が開いている9:00~15:00には手がいっぱいですので15時以降にアポを入れます。

 

基本的に外資系の会社は日本の拠点は比較的小さく、決裁権を持つ人やプロダクトの専門家は海外にいることが多いです。必然的に早朝や深夜に海外オフィスと社内ミーテイングが入ることが多く、労働時間が長くなりがちです。

私の場合は丸一日お客さん先でずっと会議している時もあれば1日中オフィスでリサーチをしているような日もあり、1日の流れは労働時間は日によってかなり異なります。

早ければ15時頃から暇になるような日もあるし、終電近くまで働く日もあります。

 

以上が2人の大まかな仕事内容と1日の業務の流れでした。もちろん運用会社にはトレーダーやストラテジスト、リテールやオペレーションなど、様々な部署がありいろんな人が働いています。また次回紹介させてもらいます!

 

ここまで読んでいただいた方は当然まだまだ気になることが多いかと思います。

以下、私たちも飲み会でよく聞かれる?!、外資系金融機関の実態をお話しします!

 

・労働時間、有休事情

まずは労働時間ですが、前述のとおり毎日深夜まで働き、朝は始発で出社、なんてことは基本的にありません。もちろん繁忙期や海外オフィスと会議があるときは夜中まで働いたり朝からコールに出たりすることはありますが、平常時はホワイトです。

もちろん日中はそれなりに忙しく働いていますが、ランチはきちんと外に食べに行けるくらいは余裕をもって取れています。笑

また、資産運用業界に共通していると思いますが、基本的に土日祝日は休暇になります。

外株をやっている方はもしかしたら休日出社もあるかもしれませんが代休を貰えたりします。

 

また、有休も取りやすく「まったりは本当」と言ってもいいでしょう!

私たち2人も夏休みや冬休みを合わせて取って旅行に行ったりゴルフに出かけたりを年に複数回できるくらい休みは取りやすいです。

 

ただし、資産運用業界は基本的にITの知識が必須になっていたり、基本的な金融知識は自分で身につけなければいかなかったりするので土日も多少は勉強したりするのが基本かと思います。

 

・給料

ちなみに“まったり高給”の高給の所はどうなのでしょうか?

あまり公に詳しく書くと怒られてしましますが、新卒時で日本の社会人新卒と比べると2-3倍は貰えているような感覚でした!

 

資産運用業界はいわゆるバイサイドの部類ですが、セルサイドはより高給になります。その分、より激務でストレスを受けやすかったり、業績によりボーナスの増減が大きかったり、クビになりやすかったりなどはしますが、もしバリバリ働いて稼ぎたい!という方にはセルサイドをお薦めします。

 

・英語

これは部署によってかなり異なる、というのがショートアンサーです。大学6年生の部署は、日本でビジネスが始まったのが比較的新しいということもありまだまだ発展途上な部署です。従って国内で仕事を回し切る体制が整っておらず、海外オフィスからの協力が必要不可欠だったり、仕事のやり方もアジア全体でAPACのお客様をカバーする、という意識が強いので海外のお客様対応も多く、英語を使う頻度はかなり高いです。私は会社に入るまでほぼ全く英語を話せなかったのでこの点は非常に苦労しました。。

一方セントの部署は、国内に人員が比較的そろっていることもあり日常業務は日本語だけで回すことも可能です。ただ、部署内のAPAC全体の会議があったり、社内にも日本語を話さない人はいっぱいいるので英語を使わなければいけない機会は多いです。

セントは大学で渡米しましたがそれまでは埼玉生まれ埼玉育ちなので帰国子女では無く、大学6年生に至っては入社まで英語はYesとNoくらいしか知らなかったので、ビジネス英語に関しては後天的に身に着けることは全然可能ですし、帰国子女じゃないから、といって外資系企業を選択肢から外してしまうのはもったいないと思います。

 

いかがだったでしょうか。

外資系企業、特にバイサイドといわれる、金融業界以外に勤めている方は馴染みの業界の意外なところ、想像通りだったところ、いろいろあったんじゃないでしょうか。

次回以降、今日書ききれなかった部分も少しずつ紹介していきます。

長文お読みいただき、ありがとうございました!

外資系金融の種類と実態 前編

今回は共作です!

 

自己紹介に書かせてもらいましたが、私たちはいわゆる外資系金融と呼ばれる会社で働いているわけですが、外資系金融って激務ですぐクビになるんでしょ?とか、英語話せないとやっていけないんでしょ?といった質問は本当によく聞かれます。他にも多くのブロガーや金融機関社員が紹介しておりますが、一言で外資系金融といっても実はいろんな会社があります。今日はざっくりどんな種類の会社があるのか、その中で私たちがどんなところで、どんなふうに働いているのかを紹介します。少し長くなるので、前編・後編にわけてご紹介します。まずは前編として、「外資系金融」とよばれるような会社にはどんな業態があるのか、をご紹介していきます!

 

今まさに就活真っ盛りの学生の皆さん、あるいは転職を考えているビジネスパーソンの皆さんのご参考になれば幸いです!

 

外資系金融機関の種類

それでは国内でビジネスを行っている外資系金融機関の主なタイプをご紹介します。

 

・証券会社(外資

これがいわゆる外銀と呼ばれる業態です。業界の中ではセルサイドと呼ばれたりもします。証券会社を大きく分けると投資銀行部門、マーケッツ部門、ウェルスマネジメントに分けられます。

M&Aアドバイザリー業務やお客様企業の各種資金調達(株式・債券の発行やIPO)をサポートする部門。金融の中でも花形かつ激務と呼ばれるがここ。株や債券、デリバティブのような証券を金融市場で執行・仲介するマーケット部門。

  • マーケッツ部門

株や債券、デリバティブのような証券を金融市場で執行・仲介するマーケット部門。

  • ウェルス・マネージメント

富裕層やファミリーオフィスの資産管理やアドバイザリーを行う部門。

 

会社としては、Morgan Stanley, JP Morgan, Goldman Sachs, Merrill Lynch といったような会社がメジャーです。聞きなじみのある方も多いでしょう!国内の会社でいえば野村證券大和証券SMBC日興証券といったような会社が相当します。




・運用会社 / 投資顧問会社

あまり聞きなじみの無い方も多いかもしれませんが、業界内ではバイサイド*と呼ばれ、お客様から資産を預かり、それをお客様の代わりに株や債券といった各種金融商品を使って運用し、リターンを生み出すことが主な業務内容です。業種としては投信投資委託会社とか、投資顧問会社に分類され、私たち2人もこの業界で働いています。

 

お客様は大きく分けて2つに分かれ、1つは機関投資家と呼ばれるような年金基金や保険会社、メガバンクや地銀といったお客様です。機関投資家も最終的には市民の年金・保険の掛け金を運用しているので、実は皆さんにとっても深い関係があります。

 

もう1つは個人のお客様で、投資信託ETF*2といった商品を提供しています。

NISAやiDeCo, あるいは企業型確定拠出年金 (DC)を通じて投信を購入していたり、個人的に投資の一環として投信やETF保有している人も多いかもしれません。それらを運用・管理しているのが運用会社とよばれる会社です。

部署としては、実際に機関投資家個人投資家のお金を管理・運用するファンドマネージャーファンドマネージャーが売買したい金融証券をセルサイドを通して金融市場で取得・売却するトレーダー、投資家のお客様に、自社の商品やサービスを提案する営業といった部署があります。

会社名の例をあげるなら、ブラックロック、フィデリティ、Goldman Sachs Asset Management、シュローダーといった会社があげられます。国内の会社でいえば、野村アセットマネジメント、アセットマネジメントOne、三井住友トラストアセットマネジメント、日興アセットマネジメント,三菱UFJ国際投信といった会社があります。

 

*保険会社や年金、信託銀行の運用部門もバイサイドと呼ばれたりします。やってる内容はほぼ運用会社と一緒ですが、彼らは自分たち(といっても最終的には保険や年金の加入者)のお金を運用しています。

*2ETFは個人投資家だけでなく、機関投資家にも活用されています。

 

・商業銀行

国内のメガバンク地方銀行のような金融機関は、お客様から預金を預かり、融資や証券投資を通して収益を生み出すイメージが強いかと思いますが、外資系商業銀行の国内での事業は外貨、あるいは貿易関連の金融業務が中心で、我々のような一般市民が口座を開いて生活費の決済に使う、といったようなことを扱っていないケースがほとんどかと思います。

Citi Group, Bank of America Merrill Lynch, JP Morgan Chase, BMP Paribas, ドイツ銀行、UBSといった機関が有名です。

 

オルタナティブ資産運用会社

最近特に注目を集めていますが、ヘッジファンドや不動産、PE (プライベート・エクイティファンド。未上場株に投資をするファンド)、VCやインフラファンドといった業態を総称して呼んでいます。 (人によってオルタナティブの定義が異なる場合もあるので、ここに挙げたものが必ずあてはまるとも限りません。)

 

ビジネスモデルとしては投資顧問会社と似通っていて、投資家からお金を預かり、それを未公開株だったりヘッジファンド、スタートアップの株式、インフラプロジェクトへの投融資を通じて投資を行い、場合によっては投資先に役員として人員を送り込み組織改革や収益改善 (バリューアップ)を行い企業価値を向上、そして売却や上場を通じてリターンを生み、それを投資家のため還元するのがビジネスモデルです。 (CVCと呼ばれる、商社や事業会社が自己勘定でベンチャー企業に投資しているような形態もあります。)

PEや不動産ですとKKRやブラックストーン、カーライルのような会社が有名どころ、VCですとセコイアやアンドリーセン、また一時期話題になったソフトバンク・ビジョン・ファンドも世界トップ10のVCに入っています。

 

国内ですとユニゾン・キャピタルエンデバー、アドバンテッジ等が有名です。

 

いかがでしたでしょうか。

今回ご紹介できませんでしたが、カストディとよばれる、日本でいう信託銀行に相当するような会社や、コンサル会社の1部門が年金基金や保険会社に投資助言を行っていたり、本当に様々な業態が実は存在しています。詳しくは後編でお話ししますが、各業態によって労働時間もお給料もかなり変わってきます。

就活生や転職を考えているビジネスパーソンの方、また今週末「外資系金融」に勤める人と飲み会を控えている方も是非後編までお読みください!

【学生向け】進路に迷ったらアメリカ留学

こんばんは! セントです。

 

今回は日本の大学を中退した私がアメリカ大学へ留学した経緯をもとにアメリカ大学の制度の優位点をお話しします。

 

今回紹介するアメリカ大学の制度の一番のアピールポイント、それは教養コースを学ぶ過程で自分のキャリアに沿った専攻にシフトしていける点にあると思います。

 

さらに、高いと思われがちなアメリカ留学ですが、行く大学を選べば給付型の奨学金を利用して日本の私立大学で一人暮らし程度の費用で留学可能です。

 

他にも日本と比べ良い制度がたくさんあるので紹介していきます!

 

 

日本の大学のシステムはおかしい

ご存じの通りですが日本の大学では学部ごとに入試が行われ、入学後に転部を行うには成績や面接といった大きな壁があります。一部、東大やICUなど入学後に学びたい分野を専攻していける大学もありますが、それは一握りの人たちだけ…

 

そして卒業後は学んできた分野とは全く別の職種に就く。

(それなら趣味で専門書読んでればよくね?)

 

それって大学で学ぶ意味あるんですかね?

そもそも17歳前後の高校生なんてこれから沢山の人に出会って、価値観形成していって自分の意思を持っていく年頃なのに、「今後4年間で学ぶもの一本選べ!」って無茶ですよね。笑

 

そんなわけで私は日本の大学のシステムに疑問をもっていますし、やりたいことがない状態で行くのならば違う道があるのではないかと思います。

 

その一つがアメリカ大学への留学。

 

 

 

私の場合

日本の大学中退

自己紹介にもありましたが、私の場合は立教大学で化学を学んでいました。

選んだ理由は高校の時になんとなく得意科目だったから&推薦入学で楽に入れたから。

しかし、選択科目で経済や英語を選択するなかで化学よりもこっちの方が面白いと思うようになりました。それからは、化学の講義や実験が苦痛で仕方なく、講義にはしっかり出ていたものの身が入らず状態。ビーカーの中でクルクル回る撹拌機を何時間もみつめるのは今でもトラウマです。結果、前期成績は選択科目はほぼオールAで化学の専門単位はほとんどが落単…計算上は卒業まで8年かかる状態でした。

 

そこでここではやっていけないなと思い退学。

 

今となっては結果オーライでしたが、正直この専攻変えられないシステムは早く変えた方がいいんじゃない?って思います。

 

 

アメリカ大学との出会い

立教退学後、でもさすがに大学は出たいと思っていたわたし。

でも、日本の大学のシステムは違うし、いまから受験して東大やICUも私の学力では厳しい…

 

そんなニートの私が出会ったのがHigh School Musical。

観た瞬間、アメリカ楽しそう!となりアメリカ大学を調べ始めました。笑

18歳の純粋なアホの私を褒めてあげたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

アメリカ大学の制度

調べていくと以下のことが判明。

 

  • 入学後に教養を通して専門科目を決めていける

学部を入学後に決めていける。何を学べたいいか分からない人にとっては将来に繋がる学びを教養を学びながら決めていける素晴らしい制度だと思います。

  • 奨学金(給付型)で留学費の大部分をカバーできる大学がある

大部分が日本と違い給付型で返納する必要がありません。特に、田舎の大学だと海外からの学生を呼び込むために、成績に関係なく奨学金を出してくれる所もあります。(私の場合年間費用は日本の私立大の一人暮らしくらいまで下げられました)。

  • 大学によっては備え付けの英語コースがある

海外生活したことなくても語学サポートがあるので安心。

  • 高校の成績+essayで合否決定

日本のように入試だけでなく、成績やその人の志向を考慮してくれるので多様性がある。大学によってはテストがあるが私の所はなかったのでラッキー。

 

私の何を学べばいいか分からない悩みも何とかなりそう。

そして、留学って意外と金持ちの選択肢ではなく、中流層でも行けそう!

他にも日本より制度が優位そう、ということで私は留学を決行していきました。

 

 

最後に

紆余曲折あった学生時代ですが、アメリカ大学での学びは今の仕事にも生かされているし、英語も学べたので外資の会社で働けていると思います。

 

意外とハードル高そうに聞こえるアメリカ大学への留学ですが、学ぶ制度はしっかりとしているし、留学生を積極的に受け入れている大学では奨学金や生活のサポートもしっかりしていたりします (ここはリサーチが大切ですが)。

 

勿論、アメリカ大学への留学が良いかどうかは人それぞれですが、もし進路に迷っている方がいたら一度検討してみてはいかがでしょうか?

 

セントでした。

 

留学手配・海外生活サポートのグローバルスタディ海外留学センター (global-study.jp)

大学6年生 自己紹介

はじめまして!大学6年生と申します。

 

今回は共同創業者のセントとともにどのような経緯で創業に至ったのか、そして私自身の自己紹介をいたします。

 

私は現在29歳独身の会社員で、社会人6年目。セントと同じ会社で働いており、彼とは入社同期です。

会社はセントの自己紹介にあるように金融機関で働いていますが、部署はITに近いような部署に所属しています。

 

会社員をしながら起業をしようと思ったきっかけは何個もありますが、メインの理由は2つ、①生活に刺激が欲しいから、というのと②一度しかない人生、どうせなら出来るだけお金を稼いでみたい、お金を稼ぐ方法を早いうちから知っておきたいからです。

 

  • 生活に刺激がほしいから:現状の仕事に大きな不満があるわけではないが、かといって今の仕事をあと何十年も続けていこうとも思っていません。外資系企業ではいわゆるジョブローテーションのようなものは無いので、基本的には一度入ったチームの仕事を辞めるまでずっと続けていきます。また、外資は年次など関係なく1年目から一人前としてガンガン活躍できる、と思う方もおおいかもしれません。これはある意味合っていて、上司が部下より年下なんてことはザラで、実力があれば年齢は関係なくどんどん昇進していけます。ただし上の役職 = チームの収益を支えるために事業に責任を持つようなポジション、の数は限られており、少ない数の椅子の取り合いが行われているのが実情です。もちろん私も椅子取りゲームの上位を目指してはいますが、現在のジュニアレベルで出来ることが限られているのも事実です。なので本業でもっと楽しいことができるまでの間、副業でそれを実現してみたいと思っています。
  • どうせなら出来るだけお金を稼いでみたい:外資系金融機関と聞くと、激務と引き換えに多額の報酬を獲得し、金土は必ず西麻布で豪遊する生活を送っていることを想像される方も多いかと思いますが、弊社ではそんなことはありません(弊社でも稀にポルシェを乗り回しタワマンに住んでいるような同期もいます 笑)。

給料はおそらく同世代の一般的なサラリーマンと同じくらい、ただ労働時間は深夜まで残業するなんてことは滅多にありません。何でそうなのかは追々ご紹介したいと思います!

何が言いたいかというと、おそらく現在の会社だったり業界にあと十何年いたとしても、世間で想像されるようなお金持ちにはなれないかもしれない、だったら自分で事業を始め、一獲千金にベットしても面白いんじゃね?と思ったのもきっかけの一つです。一度しかない人生、一度くらい金持ちの世界を味わってみたいと思っています。なぜそのように思うようになったのかは学生時代に遡ります。自己紹介を兼ねてその経緯を紹介させてください。

 

自分自身は、父親はサラリーマン、母親は専業主婦という一般的な家庭に生まれ、一人っ子ということもあり特に不自由は無い生活を送らせてもらい育ちました。中学まではずっと都内の公立、高校は私立でしたが家の近くの普通の男子校に通いました。小学校時代はサッカーとテニス、中学時代は陸上競技、高校はバスケといろんなスポーツをやってきましたが、勉強の方は全然な典型的な脳筋男でした。。笑 高3に上がる前に高校で強制的に受けさせられた河合塾の模試では5教科の偏差値が38、ビリギャル男みたいな成績ですね。

高校は私立だったので医者の息子や会社役員の息子は何人かいましたが、飛びぬけたお坊ちゃまのような人は特にいませんでした。 (男子校なのでXXの娘、は一人もいません笑)

前述のとおりかなり学力が低い高校生でしたが、一念発起しなんとか慶應に合格。

大学に入って勉強する気などさらさら無かったのと、一度くらいスポーツで日本一になってみたいと小さいころから思っていたので大学では体育会に入部、そこである意味カルチャーショックを受けました。

皆さんの想像通り慶應には幼稚舎という小学校から付属校があり、日本有数の金持ちの子女が集まります。内部生が多い体育会にはそんな家庭出身の人が多数。付属校なので留年さえしなければ絶対に大学に入学できる慶應で、大学合格祝い(?)に親からポルシェを買ってもらう人も。。世の中すごい人がいるものです。彼らへのある意味憧れもあり、大人になったら金持ちになりたい、と漠然と思うようになりました。

 

そんなことから、社会人6年目29歳という社会人としてはジュニアレベルを抜け出しつつある段階、年齢的にも30手前という節目のタイミングで、入社当時から仲の良いセントと何か始めよう!ということで起業にいたりました。

 

まだまだ書きたいことは山ほどあるのですが、初めての投稿でもあるので今回はこれくらいにさせていただきます。

セント 自己紹介

こんにちはセントです。

 

今回は私の自己紹介として、埼玉のド田舎で生まれ育った私が海外留学をして外資金融会社で働くまでの経緯をお話しします。

 

私は埼玉生まれの田舎育ち、最寄り駅まで自転車で30分、大都会池袋までは1時間半かかる所で高校まで育ちました。

小中は公立で、他人の話は聞かずに遠足の日にランドセルで行ったり、中一で分数が理解できなかったり本当に出来の悪い子供だったと思います。

当時は、授業が理解出来ないため授業中に友達と五目並べをしたり、おしゃべりをして本物の問題児でした。笑

中3からは高校入試のためにちょっとだけ頑張って自称進学校の私立に入学 (ヌートバーの母親がいたところ)、偏差値は当時55位のザ平均マン。

部活は帰宅部で友達と帰ってゴロゴロ。例えるならば、エスポワールに乗る前のカイジみたいな生活でした。

ちなみに、定期テストは出来るけど、模試などはダメダメな応用の効かないタイプ…

 

そんな私の大学進路は定期テストの出来の良さと、教師からの気に入られから内申点もほぼ5という感じで、それを利用して立教大学理学部化学科へ推薦入学。

英語サークルに入り、女子たちと遊ぶ順風満帆時代を過ごしていました。

しかし、7月事件が…なんとしっかり出席していた講義の単位が半分ほど落ちている…しかもほとんど専攻科目の。笑

皆さんはご存じでしょうか?日本の大学は8年までしか通えないのを。

もうミスれない、しかも全講義出席していたのに簡単なはずの前期でこれ。

もう失敗はできないそんな私が下した決断は、、、戦略的撤退(退学)!

 

ということで立教大学を4か月で退学しました。笑

母からはそんな出来ないならしょうがないとのお言葉…

 

当時、友達は順風満帆な大学生活を送っており、一方完全ニートの私は人生や将来に対しての焦りが強くまじで自己喪失状態でした…

しかし、じっとしてるわけにもいかず次に何をしようか考えたとき、私の中では①大学は出たいが大学受験はしたくない②英語は好き③何勉強すればいいかわからないという状況でした。そこで考えたのが海外留学でした。

①海外留学では大学によって書類だけで入学できる所がある。高校の内申点には自信があったのでこれはいけると思いました。

②英語が使えれば将来性があるのでこの好きな分野を伸ばしていける。

アメリカの大学では入学後に専攻が決めていけるのでなにを勉強すればよいかわからない私にとっては最高の制度でした。

以上の理由からアメリカ大学への留学という決断しました。

 

渡米先はミズーリ州セントルイス(ヌートバーがいる所)。

決めた理由は、学費を奨学金で出してくれるから。

公務員の家庭にそんな年何百万も払う余裕なんてありません。笑

費用は年間なんと学費+寮費・食費込みで年間約160万円ほどの鬼コスパ

都内私立大学の一人暮らし位の出費で留学出来るということで中々の穴場を見つけました。

ちなみに最近ではインフレもあってかアメリカトップクラスの“アイビーリーグ”の平均は学費だけで9万ドル1200万円になるみたいですね。

そこで、Financeを3年半学び揉みに揉まれた私(この話はまたいつか)。

卒業を控えた私でしたがここで難関就活にぶち当たります。

海外大の私は一発逆転を狙うべくバイリンガル就活フェア(ボストンキャリアフォーラム)に参加。

しかし、勉強しかしていない私は武器がGPA3.9/4.0しかなく歯が立たず完敗(頑張ったことが勉強で何が悪いねん!

 

More time one more changeを信じ大学院でAccountingを学びつつ就活に備えるという遅延行為を行いました。

その間にインターンをしたり、自己分析をしたりなどコツコツと準備をして2017年ボスキャリでは現職の外資金融会社や大手コンサル会社複数から内定を頂くことが出来ました。

そして今、外資系の資産運用会社にてインデックスファンドのファンドマネージャーとして勤め約5年になります。

入社当時はチームで初めての新卒採用でしたが、試行錯誤で一人前になり、昨年には米国証券アナリスト(CFA)資格を取得しなんとかやっています。

 

こんな感じで紆余曲折あった29年でしたが、紆余曲折あったからこそ沢山のことを経験していまここにいると思います。

ブログではそれをもとに、仕事、学校や資格の勉強、留学、生活のマネジメントのことなどを発信していきたいと思います。

 

どうぞよろしくお願いいたします!

 

セントでした。